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町の青果店。売り物のたんかんが道にまで飛び出している。扉は全開。

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奄美大島竜郷町で見た伝統的な住居の形。門はあるが扉はない。

奄美市が行った平成29年度奄美市幸福度調査アンケート結果より
・結い度「困っているときに助けてくれる友達はいますか。」

1.大いにいる 34% 2.まあまあいる 30.3% 3.どちらともいえない 20.9%
「いる」以上を選んだ人             男 54.4%女 71.7%

奄美特有の密接な人間関係が見て取れる。この住居のつくりにも周囲との関係が関連している。

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奄美大島名瀬市内の住居の様子。塀は極めて低い。

奄美市が行った平成29年度奄美市幸福度調査アンケート結果より

⽇々の⽣活で「幸せ」または「満⾜」に感じることは何ですか?
・人との交流が持てるところ
・気さくにお話ができるところ
・ひととのつながり
・子供の成長をすぐそばで見れるところ
・家族で一緒に入れるところ
・人情があり、ギスギス感がないところ

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奄美博物館で撮影した奄美の歴史的住居。部屋の空間を広くとるために縁を外に出していて、室内の扉がなく開放的である。

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金久中学校の正門

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金久中学校の通用門

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金久中学校の通用門

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奄美小学校の駐車場

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奄美小学校の駐車場

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写真の撮影場所:奄美小学校の通用門

・地域の人を招いて郷土教育を行っている

奄美小学校のホームページより

(1)郷土教育の推進(生活科や社会科,総合的な学習の時間,特活等での実践)
生活科…植物を育てる活動や校区内探検等
社会科…島の伝統文化を学習する社会科見学
総合的な学習の時間3学年…奄美の自然や音楽(芸能)4学年…奄美の文化や島口(伝統)5学年…地域と共に生きる生き方(地域福祉)6学年…ふるさとのよさ再発見(自然・文化・産業・歴史・人物),祖国復帰運動全学年…八月踊り,島唄,六調
クラブ活動…三味線クラブ
音楽科…島唄(全校音楽)

三味線クラブの先生は地域の方

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名瀬小学校の通用門が開かれている。

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(左)奄美小学校を取り囲むフェンスは低く、身長が154㎝の私でも中をのぞくことができる。
(右)奄美小学校の正門。簡単に乗り越えることができる高さである。

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金久中学校と道路の境界はガードレールだけである。簡単に中の様子を見ることができる。

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金久中学校の運動場周辺はフェンスで仕切られている。近くによってみると中の様子がよく見える。

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奄美の小中学校が開放的な理由(奄美小学校教頭先生に教えてもらった)
「学校を地域に開かれた場所にしたいから」

奄美市教育委員会「奄美市教育振興基本計画」より
・子供の減少
子供の減少は、親の過干渉、過保護につながる。奄美市教育委員会が掲げる目標は、地域一体の教育で「家庭、地域の教育力を向上させるため、保護者や地域住民が参加しやすい学校環境」 →地域に開かれた学校環境づくりを目指す。

・社会のつながりの希薄化
地域社会においての人間関係の希薄化や支えあい意識の低下→「地域に開かれ地域に根ざす教育」の推進

・子ども “未来を担う地域の宝”→地域のすべての人がその責を負うもの

・奄美大島では、1980年には年少人口が老年人口よりも多かったが、1995年に人口数は逆転し、現在は、年少人口は減少し続け、老年人口は増加し続けている。2060年には、総人口に占める老年人口の割合が41.1%になるとさえ予想されている。奄美の年少人口、生産年齢人口の減少、老年人口の増加は大きな問題である。

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この小学校は私の母校だが、常に入り口のところに警備担当の人がいて門は必ずしまっている。
用事があって中に入りたいときは、インターホンを押して職員室の教員に名前と要件を伝えて初めて門の鍵が開けられる。


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